旭山動物園の「空飛ぶカバ」が人気 前年超えに期待
北海道旭川市の旭山動物園の来園者数が新施設「きりん舎・かば館」の昨年11月のオープン以降、前年同期比で約4割増に。体重約700キロのカバが透明な水槽を泳ぎ回り、下からは空を飛んでいるように見え、連日、観光客らでにぎわっている。
カバは水中で過ごす時間が長く、観察するのは難しい。かば館では雄の百吉(2歳)が水深約3メートルの底から一気に水面に顔を出したり、潜水したままゆっくり歩いたりする姿を見ることができる。園の担当者は「下から観察できる施設は世界でも珍しい」と話す。
旭山動物園はピークの平成19年度には夏期と冬期合わせて約307万人の来園者数を記録したが、24年度は約162万人にまで落ち込んでいる。動物の展示方法に詳しい大阪芸術大の若生謙二教授(造園学)は「カバの施設で人気を盛り返した。北海道の寒さを生かし、アザラシの生息地にある流氷を再現するなどの展示方法をもっと増やしていけば、魅力が増すだろう」と話している。
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